女性の実印は、重要な取引や法的手続きに必要不可欠なものです。不動産や自動車の購入、保険契約の締結、ローンの契約、遺産相続など、様々な場面で使用されます。
近年では、未婚女性が住宅や車を購入するのは一般的なことであり、また結婚しても夫婦が名義を使い分けて財産を共有する場合があるため、男性に限らず女性も実印を作成しておくことが推奨されます。
実印を作成するタイミングには、必要に迫られたときと人生の節目(卒業時、結婚時、成人式など)の2つがありますが、余裕を持って作成することが望ましいでしょう。
目次
女性実印の名前の彫り方、フルネームか名前の横書き どちらがいい?
女性の実印は、「フルネーム」または「名前のみ」でつくりましょう。
名前の彫刻とフルネームでの彫刻、どちらも吉相となります。
女性実印は、名前の横書き・フルネームどちらも吉相となります。
当店では、未婚女性ですとほとんどの方が名前の横書きのご注文となります。
しかし、名前の横書き・フルネームそれぞれメリットがございます。
下記の文章を参考に、必要状況に応じて実印をご注文頂けますと幸いです。
名前のみで実印を作る場合
出産祝い・大学の入学祝い・成人のお祝い・就職祝いなどのお祝いとしておススメです。
実印は一生ものとなり、結婚後も使い続けられます。
当店では、近年、女性の名前の横書きが非常に多いです。(1文字の名前、3文字以上の名前、ひらがなのお名前も大丈夫です!)。
*名前のみの横書きの読み方は右から左です
フルネームで実印を作る場合
姓名で画数鑑定をしてもらえる
フルネームの場合、姓名の総画から画数鑑定を行い、吉数にした実印をつくります。
ご結婚、起業をされる場合はフルネームが吉相上おすすめです。フルネームの印鑑は、苗字を背負う決意の表れともいわれています。また、セキュリティの観点からもフルネームがおすすめです。
女性実印にはどんな書体がいいですか?
書体は印相体、篆書体、古印体、隷書体、楷書体、行書体があります。
開運書体の印相体(いんそうたい)を当店ではおススメしております。
実印に適している書体である印相体は、篆書体をベースに印鑑に適した文字になるように整えられた書体で、吉相体とも呼ばれ、開運印鑑の書体として最もふさわしい書体であると考えます。
印相体とは
- 複雑で可読性の低いデザイン偽造されにくい
- 意匠を込めやすいデザイン偽造されにくい
- 枠との接点が多いデザイン枠の強度が高くなる
- 四方八方に伸びる末広がりのデザイン縁起がよい
印相体を手書きで
書いています
印相体は実印向きの書体です
当店では、店主と現代の名工が手書きで印稿をつくっています。パソコンフォントとの違いをご覧ください。
柔らかく、全体のバランスも良く文字が生きているようです。
印鑑は一生ものです。生まれた子供や成人を迎えた方、結婚で姓が変わるご息女に。パソコン文字で彫られた印相体よりも、
職人が筆で想いを込めて書いた文字でつくられてはいかがでしょうか。
印相体は実印向きの書体です
1複雑で可読性の低いデザイン=偽造されにくい
印相体は複雑で読みにくい文字、というイメージがある書体ですがその複雑さや読みにくさが強みとなっています。簡単に偽造されては困るような印鑑にはピッタリの偽造しにくい書体なのです。
また、職人の特徴が出やすい、意匠を込めやすい書体なので、より可読性が低くなったりと、良い意味でオリジナル性が出しやすい書体と
いえます。
2枠との接点が多いデザイン=枠の強度が強くなる
印鑑の枠に接している部分がほぼ全周にわたっているために、枠の強度が高く、印鑑を長期間使用しても印面の一部が欠けるといったトラブルが起こりにくいです。八方位(成功運・愛情運・社交運・蓄財運・住居運・家族運・希望運・才能運)から最良と思われる運気を選び、運気の方位を特に太く字入れします。
3四方八方に伸びる末広がりのデザイン
八方篆書体とも呼ばれるほどに文字の線が四方八方に広がり、文字と印鑑の枠が接する部分が多いのが特徴です。末広がりとなる部分が多いために、縁起が良い書体として大切な場面で使う事が多い実印にふさわしい書体として、おすすめします。枠いっぱいに彫るので存在感のある印鑑となり、画数鑑定で接点を調整し、唯一無二の印面になります。
まるで象形文字のような絵と文字が合わさったようなおしゃれでかわいい書体の「金文調書体」の印鑑もおつくりできます。古代中国で使用されていた文字のため、漢字のみとなりますが、印面で個性を主張したい方におすすめです。
女性実印におすすめのサイズ
印鑑は、認め印→銀行印→実印の順に大きくつくります。先に銀行印を作っている場合は、銀行印よりも大きいサイズをおすすめします。
開運印鑑としての女性の実印のサイズは13.5mm~15mmがおすすめですが、
当店では13.5mmをおすすめしています。
男性実印は、16.5~15mmのサイズがおすすめですので、ご夫婦ですと、女性実印の方が小さくなるようにおすすめしております。
画数の多い方、文字数が多い方は、15㎜がバランス良く彫刻できます。
会社を立ち上げる方、会社で役職に就いておられる方、より上昇志向の強い方、人前で使うことが多い方は、15㎜以上のサイズがおすすめです。
実印をつくるときにおすすめの印材は?
印鑑の印材って、何を選べばいいのか分からない、という方が多いのではないでしょうか。
当店では、「九星気学」という占術で「生まれ年」から適材印材をお選び頂いております。
九星気学は方位学ともよばれ、その人の生年月日から九星を割り出し、それと方位との関係で吉凶や運勢を判断し、運を開いていく方法です。九星気学では、柘植・黒水牛・白水牛(色付き・純白)からお選びいただきます。
当店では、男性は黒水牛が力強い色合いで人気です。
女性は、白水牛が飴色の色合いが綺麗で人気の材料です。
水牛(黒・白)は、長く使用できるので、おすすめです。
柘植は自然由来の材料や持った感じが優しいとの事でお選びされる方が多いです。
加工技術の進歩により屋久杉もございます。屋久杉は、厄除け、長寿といった神木を使用した材料となります。
実印は、一生ものなので、良いと感じた印材をお選びするのがよいかと考えております。
女性の実印におすすめの印材
白水牛は象牙に次ぐ高級品とされ、印材の女王と呼ばれます。飴色で美しく、粘り強い性質を持った女性に人気の印材です。希少な飴色の「純白」と色の筋が入っている「色付き」があります。1本1本、模様が異なり、それぞれ個性があります。
白水牛(牛角)
通常はグレー色の印材も純白として売られていますが、当店では美しい飴色にこだわり、通常の純白よりもワンランク上の印材「パールイエロー」を採用。
また、上質とされる芯持ち印材のみを使っております。
- Q適合印材ではない柘植の印鑑で彫っても大丈夫?
- A
適合印材以外から選んでも悪い事ではございません。手に取ってご本人様が本当に欲しいと思う材料が一番良いかと思いますので、適合印材でない柘植でお彫りしても大丈夫です。
女性の実印はいつ作る?
女性が実印を使うときといえば、
・自動車を購入するとき
・家や土地を購入するとき
・不動産の購入でローンを組むとき
・遺産相続をするとき
・起業するとき
などでしょうか。はじめて実印を作るタイミングは、多くの方が自動車を購入するときでしょう。実印と印鑑証明書を用意する必要があるので、必要になってから実印をつくることが多いようです。
結婚前は多くの方が名前のみで実印を作られますが、結婚後や起業時は不退転の覚悟でフルネームで作られる方もいらっしゃいます。
・成人、社会人になる門出に
・結婚を機会に実印を作る
婚姻届けに実印は必要ないですが、結婚を機に実印を作る、または贈られるのもふさわしいタイミングです。
また、成人・社会人になるのも実印を作るのに適したタイミングです。どちらも、社会で一人前の大人として認められる機会です。
実印を作って管理するという事は、責任ある大人としての証であるといえます。成人式、就職、結婚、どれも自らの責任で大人として社会で生活をしていく節目となるタイミングです。
実際に実印が必要になるときに慌てないで済むように、大人になるタイミングでつくっておくとよいでしょう。
女性実印でおすすめの運気は?
運気とは、方位学でどの方位を印鑑に取り入れるかで、方位の意味を運気として取り入れてお彫りしております。
円は宇宙、地球を表し、円を45度ずつ八方位に分け、方位によって運勢の性質をあらわします。 八方位の円の左半分が社会的運勢を、右半分が自己の運勢を意味します。
お選び頂ける運気は下の8つです。
成功運 | 成功 出世 チャンスが来る 繁栄などを表します |
才能運 | 仕事運 金運 活動的 良縁などを表します |
希望運 | 発展する 成長する 明るく活動的 進展などを表します |
家族運 | 家族円満 相続 後継者 再起 などを表します |
住居運 | 家 不動産 住居などを表します |
蓄財運 | 蓄財(お金を貯める) 健康 などを表します |
社交運 | 人との繋がり 人間関係 喜び事や食べ物に恵まれる |
愛情運 | 優しさ 努力 勤勉 災厄除け 結婚などを表します |
女性で多い運気は、「家族仲良く、健康、優しさ」や「厄除け」などの願いが込められた「家族運・蓄財運・愛情運」が人気の運気となります。
結婚したら旧姓の実印はどうなるの?
旧姓の実印をそのまま使い続けられるようになりました
結論から言うと、結婚などで姓が変わっても、旧姓の実印をそのまま使い続けられるようになりました。
というのも、2019年4月17日、日本政府は『住民基本台帳法施行令の一部等を改正する政令』(以下、住基法改正)の公布と、「印鑑登録証明事務処理要領の一部改正について」という通知を出しました(以下、印鑑証明の改正通知)。
この通知の内容を簡単に言えば、「2019年11月5日以降は、旧姓の印鑑でも印鑑登録できるようにする。」つまり、結婚や離婚、養子縁組などで姓が変わっても、それ以前の旧姓(旧氏)の印鑑が実印として使えるようになりました。
この通知を受けて、各自治体が印鑑条例を改正し、印鑑証明書発給システムの改修などを行うことになりました。現在、ほとんどの自治体で利用可能になっているとは思いますが、念のために自分の住んでいる自治体が旧姓の印鑑登録が可能かどうか、問い合わせてみると良いでしょう。
登録できる実印はひとつだけ
住民票に併記されている旧姓(または旧姓と名を組み合わせたものも可)の実印であれば印鑑登録が可能になりました。
登録できる印鑑は1つだけ。旧姓と新姓の両方の実印は登録できない。
ただし、住民票の旧姓併記の請求手続きをおこない、しかもそこに記載された旧姓でなければ印鑑登録はできません。
あらかじめ旧姓の実印を結婚後も使うためには
1.居住する自治体で、旧姓の印鑑を実印として登録できるか調べる
2.戸籍謄本とマイナンバーカードで旧姓併記の請求を行う
3.旧姓の印鑑で印鑑登録を行う
1.居住する自治体で旧姓の印鑑を実印として登録できるか調べる
念のため、旧姓の印鑑を登録できるか確認しておきましょう。住基法改正というのは、「2019年の11月5日以 降、住民票、マイナンバーカードなどに旧姓を記載できるようにする」というものです。
おそらく問題ないと思いますが、事前に居住する自治体に連絡をして、旧姓の印鑑を実印として登録できるか 確認しておきましょう。
2.戸籍謄本とマイナンバーカードで旧姓併記の請求を行う
実印として印鑑登録できるのは、住民票に記載されている姓名の印鑑と決まっています。 つまり、旧姓の印鑑 で印鑑登録を行うためには、住民票に旧姓が記載されている必要があります。
戸籍謄本とマイナンバーカードを用意し、現在地の市区町村窓口で旧姓併記の手続きを行いましょう。
3.印鑑登録の手続きをする
実印として印鑑登録できるのは、住民票に記載されている姓名の印鑑と決まっています。 つまり、旧姓の印鑑 で印鑑登録を行うためには、住民票に旧姓が記載結婚前に旧姓の実印で印鑑登録していた場合でも、結婚して苗字が変わった時点で、自動的に旧姓の印鑑登録 は廃止されます。したがって、結婚後も旧姓の印鑑を使い続ける場合でも、再度印鑑登録が必要となります。
住民票に旧姓が併記されたら、改めて旧姓の実印で印鑑登録をしましょう。 ただし、印鑑登録できるのは旧姓か新姓のどちらか1つだけとなります。
また、結婚→離婚→再婚などで旧姓が複数ある方の場合でも、実印として登録できるのは、住民票に記載された姓名だけです。登録したい印鑑に彫られた姓名が、住民票に記載されているかを確認しておきましょう。
上記の手続きが「ちょっと面倒…」と感じた方は、新しい姓で印鑑を作成しましょう。そうすれば、市区町村役場で実印の変更手続きをするだけで済みます。
戸籍謄本とマイナンバーカードを用意し、現在地の市区町村窓口で旧姓併記の手続きを行いましょう。
想いが引き寄せる輝く未来〜願いを印に〜
あなたの想いや願いを考慮して最適な運気を取り入れ神社で開運祈願をした材料であなただけの吉相を想いを込めて作ります
材料は神社で幸福や成功を願う「開運祈願」をして頂いております